2021/04/14 19:23

Bosaojiでは、


製作に関わる全ての工程を職人の手作業によって行なっています。

デザインから木材の選定、

材料の木取りから切り出し、そして仕上げの刻印・塗装まで。


今回はBosaojiで行なっている製作工程を、大雑把にですがご紹介させて頂きます。

まずは選定した木材の木取りから行います。
板の状態で仕入れた木を、どのように材料として取っていくかを決める作業です。
効率よく材料を取ることと、木目やワレなど、その木の持つ特徴に合わせた木取りを考えていきます。


そして次に木取りした材料を切り出していきます。
丸ノコ等で粗切りをして、バンドソーを使い少し大きめに丸く切り出していきます。
これをすることで次の旋盤での挽き作業が効率よく行えると同時に、材料も効率よく取ることが出来ます。



そして早速のメイン。木工旋盤による挽き加工です。
陶芸のような縦軸では無く、横軸に高速に回転する材料に刃物を当てて挽いていきます。(ろくろ挽きとも言います)
こちらはパープルハートを挽いています。お香立てです。
とても硬い材料なのでなかなか大変です。



旋盤で成形後はサンドペーパーによる研磨作業です。
旋盤で回転させながらサンドペーパーを当てて研磨していきます。
荒い番手から細かい番手へと順に行います。



必要に応じてサンダー等の電動工具を使って細かい傷や手では当てられなかった部分を研磨していきます。



そしてオリジナルロゴの焼印。
裏面に刻印します。
手作業で行なっているため、多少のズレはご愛嬌でお願い致します!




最後に仕上げ塗装となります。
オイルやウレタン、着色など、用途に合った塗装作業を行います。
こちらはオイル塗装。木が活き活きとして、塗装前とは見違えます。



大雑把ではありますが、以上のような様々な工程を経て一つの作品が出来上がります。



Bosaojiでは一つ一つを手作業で行うことで、自然材料である木と向き合い、

木の持つ美しさや自然の生命力で、私たちの生活に彩りと活力を与えられるような、

そんなモノ作りをしていきたいと考えております。

これを結びの言葉とさせて頂き、作業工程紹介を終わらせて頂きます。

ありがとうございました。